最初に
InstagramやFacebookなどのSNSを使っていますか?
毎日のように投稿しているお店もあれば、
「アカウントはあるけど、ほとんど使っていない」
というお店もあると思います。
まったく使っていないお店もあるでしょう。
今日は、
「SNSを始めましょう」
という授業ではありません。
まず考えてほしいのは、
「自分のお店では、SNSを何のために使うのか?」
です。
① SNSをやっていなくても、まず焦らなくて大丈夫
「Instagramやった方がいいですよ」
「これからはSNSですよ」
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
でも、
Googleも更新する。
ホームページも直す。
口コミにも返信する。
写真も撮る。
さらにInstagramも毎日投稿する。
全部やろうとすると大変です。
お店によって、必要なことの優先順位は違います。
SNSをやっていないからといって、
今日から慌てて始める必要はありません。
まずは、
「自分のお店には何が必要なのか」
を考えていきましょう。
② GoogleとSNSは、同じものではありません
ここまでGoogleビジネスプロフィールを見てきました。
では、InstagramなどのSNSは何が違うのでしょうか?
たとえばGoogleでは、
「この店はどこにある?」
「今日は営業している?」
「電話番号は?」
「口コミは?」
などを確認する人がいます。
一方、SNSでは、
今日どんな仕事をしているのか。
どんな人が働いているのか。
どんなことを大切にしているのか。
季節によって、どんなクリーニングが増えているのか。
そんな、
「普段のお店の様子」
を伝えることもできます。
GoogleとSNSは、
どちらが上、どちらが下、
というものではありません。
役割が違います。
③ SNSだからこそ見せやすいものがあります
クリーニング店の日常には、お客様から見えないものがたくさんあります。
たとえば、
・今日の仕事風景
・しみ抜き中の様子
・アイロンやプレス作業
・季節の衣替え
・店主やスタッフの顔
・お店で起きたちょっとした出来事
・地域の話
・お客様からよく聞かれる質問
こうしたものは、SNSと相性のいい情報です。
立派な広告を毎回作らなくても、
「今日もこんな仕事をしています」
という一枚の写真から、お店の様子が伝わることもあります。
きれいな画像を作ることが目的ではありません
SNSを見ていると、
きれいな広告。
格好いいデザイン。
AIで作った画像。
さまざまな投稿があります。
もちろん、こうしたものを使ってはいけないわけではありません。
でも、
SNS投稿を作ること自体が目的になってしまうと、
「このお店は、どんなお店なんだろう?」
が見えにくくなることがあります。
クリーニング店には、
実際のお店があります。
実際に働いている人がいます。
実際の仕事があります。
それも、お店を伝える大切な材料です。
④ 「何を投稿すればいいか分からない」なら
難しく考えなくても大丈夫です。
まずは、
「今日、お客様に一つだけ見せるなら何を見せる?」
と考えてみましょう。
たとえば、
「今日は布団がたくさん入ってきた」
なら、布団クリーニングについて。
「難しいしみ抜きをした」
なら、その仕事について。
「衣替えの相談が増えてきた」
なら、保管や衣替えについて。
「店頭を秋仕様に変えた」
なら、現在のお店の様子について。
SNSのためにネタを作るのではなく、
普段の仕事の中から一つ見つけてみます。
すでにSNSをやっている方へ
ここからは、
「Instagramならもうやってるよ」
という方に確認してほしいところです。
最近の投稿を、自分で何件か見てみてください。
その投稿から、
「何のお店なのか」
「何が得意なのか」
「どんな人が働いているのか」
「どんな仕事をしているのか」
が伝わっていますか?
キャンペーンのお知らせだけになっていないでしょうか。
休業日のお知らせだけになっていないでしょうか。
同じような広告画像ばかりになっていないでしょうか。
フォロワー数だけではなく、
「初めて見た人に、この店のことが分かるか」
という視点でも見てみましょう。
⑤ Google・ホームページ・SNSを比べてみよう
ここまで勉強した内容を少しつなげます。
Googleでは、
営業時間や場所、写真、口コミなどが見られる。
ホームページでは、
サービスや料金、お店について詳しく説明できる。
SNSでは、
日々の仕事や現在のお店の様子、人柄などを伝えることができる。
それぞれ役割が少し違います。
全部を同じ内容にする必要はありません。
ただし、
営業時間や定休日などの基本情報がバラバラになっていないかは確認しておきましょう。
SNSだけ頑張ればいいわけでもありません
SNSを一生懸命更新していても、
Googleの営業時間が古い。
ホームページの情報が昔のまま。
お店の外観写真がない。
そんな状態になっていることもあります。
反対に、
Googleやホームページがしっかりしていて、
SNSはほとんど使っていないお店もあります。
大切なのは、
「全部やること」
ではありません。
自分のお店に必要なものから整えていくことです。
今日のチェック
SNSを使っている方は確認してみましょう。
□ 今のお店の様子が分かる
□ 実際の仕事が見える
□ どんな人がいる店か伝わる
□ 得意なことが分かる
□ 広告やお知らせだけになっていない
□ 営業時間などの基本情報が現在のものになっている
SNSを使っていない方は、
「もし一つだけ発信するとしたら、何を見せたいか」
を考えてみてください。
今日のミッション
SNSを使っている方は、
最近の投稿を3つ見て、
「この3つだけを見た人に、うちの店らしさは伝わるかな?」
と考えてみてください。
SNSを使っていない方は、
今日のお店の中を見渡して、
「これならお客様に見せてもいい」
と思うものを一つ探してください。
投稿する必要はありません。
まず見つけるだけでOKです。
SNSを「今はやらない」も選択肢です
今日いろいろ聞いて、
「Googleも直さないと」
「ホームページも古かった」
「写真も増やしたい」
となっている方もいるかもしれません。
そこでさらに、
「Instagramもやらなきゃ!」
と増やさなくても大丈夫です。
最後のマンツーマンで、
自分のお店は何から始めるのかを一緒に決めます。
場合によっては、
「今はSNSをやらなくていいです」
になるお店もあると思います。
それも今日の答えの一つです。
ここまでできたら次へ
次は、
「⑦ AI検索ではお店がどう見える?」
へ進みます。
ここまで、
Google
写真
営業時間
口コミ
ホームページ
SNS
と、一つずつ見てきました。
では最近よく聞く、
「AIでお店を探す」
とはどういうことでしょうか?
難しいAIの仕組みを覚える必要はありません。
ここまで確認してきたお店の情報が、なぜ大切なのか。
次のページで少しつなげてみましょう。
